研究課題
基盤研究(C)
自己免疫性肺胞蛋白症は肺胞マクロファージの分化と成熟を促すGM-CSFに対する自己抗体が産生されることにより発症する疾患である。GM-CSF分子のどこに対して優先的に抗体が産生されているかを検討するために、血清抗体のエピトープマッピングを試みた。ELISA法では、GM-CSFをいくつものペプチドに分解して結合度をみたが、ペプチドによる差異や患者と健常者との差異を認めなかった。表面プラズモン共鳴法では、特異的な結合シグナルを検出できず、現状で信頼に足るエピトープマッピングは達成できていない。
呼吸器内科学