1型糖尿病187例を解析対象者とし、これら対象者の保存DNAサンプルを用いて候補micro RNAをターゲットとしたアンプリコンシークエンスを次世代シークエンサーにて行った。その結果、対象とした187例の解析をそれぞれ2回施行したが、いずれにおいてもDNAからのアンプリコンシークエンスの際に形成するクラスターが不十分もしくは過剰形成となり、シークエンサーでの解析判別が不可能であった。 この結果から、新たに新規発症1型糖尿病26例における血清micro RNAの発現量と臨床的特徴の関連について検討したが、臨床経過と候補としたmicro RNA発現量との間に有意な関連は見いだされなかった。
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