研究課題
基盤研究(C)
本研究課題を通して、腫瘍随伴マクロファージの研究として悪性黒色腫、乳房外パジェット病、皮膚T細胞リンパ腫におけるマクロファージの動向の解析を行った。その結果、異なるストローマにおけるマクロファージの刺激が腫瘍随伴性マクロファージの産生するケモカインを変化させ、その結果腫瘍内に導入されるエフェクター細胞が癌腫により異なることを明らかにした。また炎症性皮膚疾患では主に天疱瘡、類天疱瘡におけるマクロファージの動向を検討し、疾患におけるマクロファージの役割を証明した。
皮膚科