研究課題
基盤研究(C)
共刺激分子SLAM (CD150) はこれまでにTh2型免疫応答において重要であると考えられているが、代表的なTh2型皮膚炎であるアトピー性皮膚炎やそれにともなうIgE抗体産生における詳細な役割はいまだ明らかでない。本研究では、SLAM欠損マウスを用いた解析により、SLAMはアトピー性皮膚炎発症に必須ではないこと、しかし、アトピー性皮膚炎で誘導されるIgE産生にはTリンパ球の発現するSLAMが重要であること、が示唆された。
皮膚科学