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2016 年度 研究成果報告書

自殺感受性遺伝子の中枢神経系における機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26461718
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関神戸大学

研究代表者

菱本 明豊  神戸大学, 医学研究科, 准教授 (50529526)

連携研究者 渡邊 雅彦  北海道大学, 医学研究科, 教授 (70210945)
研究協力者 久住 一郎  北海道大学, 医学研究科, 教授 (30250426)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード自殺 / GWAS / 動物モデル / 神経幹細胞
研究成果の概要

我々は過去最大規模の500名の自殺既遂者DNAを用いたGWASを施行し、PTCHD3とRAB18という自殺感受性遺伝子候補を見出した。これらの遺伝子の中枢神経系での機能を調べるため、動物モデルとマウス神経幹細胞を用いた実験を行った。慢性ストレスモデルラットの前頭前皮質や海馬ではPTCHD3の発現が上昇し、同ラットの扁桃体ではRAB18発現が低下していた。RAB18発現を抑制した神経幹細胞では、細胞の増殖・生存が上昇していた。ストレス下におけるこれら遺伝子の発現異常が中枢神経系機能に影響を及ぼすことが示唆されたものの、今後は追加試料でのGWASやさらなる機能解析が必要である。

自由記述の分野

分子精神医学

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公開日: 2018-03-22  

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