研究課題
基盤研究(C)
CT画像を対象とした肝臓領域自動抽出システムを改良して、腹部MR画像から肝臓領域を自動的に抽出する統計アトラスの手法を利用した方法を開発した。また、MR画像によって得られ得る肝臓の立体形状を分析することで、肝線維化ステージを推定するシステムを開発した。本法により、肝線維化ステージを推定することができたが、MRエラストグラフィの弾性率を用いた線維化ステージ推定能には及ばなかった。本研究は、統計アトラスを用いて大局的な臓器形状変化を定量化する技術が、コンピュータ支援診断に応用できる可能性を示した。
医歯薬学