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2016 年度 研究成果報告書

好中球のCXCR1/2の細胞内輸送分子を用いた新たなSIRSの診断・治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26461919
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関熊本大学

研究代表者

蒲原 英伸  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (90398222)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードneutrophil / CXCL-8 / CXCL-1 / CXCL-2 / SIRS / cellular trafficking / Rab
研究成果の概要

SIRSによる全身性炎症反応の初期過程は好中球の遊走である。NF-kappa Bの阻害剤であるCurcuminは濃度依存性に好中球の遊走を抑制する。今回の研究にて、好中球の遊走活性作用を有するCXCL-8の受容体であるCXCR-1/2の病表面への発現回復(recycle)に依存しており、Curcuminにより抑制された。CXCL-8とCXCR-1/2の結合体がinternalizationされendosomeにて処理を受けるが、細胞内輸送蛋白のRab-11はCXCR-1/2と結合し、Recycleの調整に寄与していた。SIRSにおいて細胞内輸送分子は新たな標的と成り得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

Critcal Care Medicine

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公開日: 2018-03-22  

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