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2016 年度 研究成果報告書

脂肪肝における虚血再灌流傷害分子機序の解明と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26462044
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

二宮 瑞樹  九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (30546461)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード脂肪肝 / 虚血再灌流障害
研究成果の概要

脂肪肝ラット群と正常肝ラット群に対して70%温虚血再灌流を行い、肝障害、NOX発現の変化を検討をした。温虚血再灌流障害にて脂肪肝群は生存率が低下し、肝壊死面積、TNFα、IL-6、8-OHdG等の炎症性サイトカインの増加が見られた。NOX発現は脂肪肝で増加していた。p47phox、TLR-4発現は脂肪肝ラットで有意に増加し、虚血再灌流後それぞれ24時間、4/24時間でピークとなった。HMGB1の発現は脂肪肝ラットにて減少していた。p47phox阻害剤apocynin投与群においては肝温虚血再灌流障害後の生存率が有意に改善し、しかもその効果は正常肝ラットよりも脂肪肝ラットにおいて顕著であった。

自由記述の分野

肝臓外科

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公開日: 2018-03-22  

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