肝内胆管癌におけるHemidesmosome関連蛋白の働きと治療への応用

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26462051
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 兵庫医科大学
• 研究代表者: 宇山 直樹 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (70402873)
• 研究分担者: 飯室 勇二 山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (30252018) ; 鈴村 和大 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (50434949) ; 藤元 治朗 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (90199373) ; 平野 公通 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (90340968)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 肝内胆管癌 / hemidesmosome / desmosome / 癌関連線維芽細胞

研究成果の概要

ヒト肝内胆管癌組織を用いた免疫染色の結果ではHemidesmosome 蛋白のうち Plectin, Integrin α6, Integrin β4, Integrin β1, Bp180, CD151の発現を、Desmosome 関連蛋白ではdesmoglein-3, -4desmocoilin, desmoplakinの発現を癌細胞に認めた。肝内胆管癌細胞株を用いて、これらの遺伝子発現を抑制したところ、Integrinβ１およびDesmoplakin に細胞増殖抑制を認めた。Integrinβ１に関してはFAK-p42p44MAPK 経路の関与が考えられた。

自由記述の分野

肝内胆管癌