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2016 年度 研究成果報告書

転移臓器における播種性癌細胞のセレクション機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26462064
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

鬼丸 学  九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (80529876)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード膵癌 / 肝転移 / CD110 / トロンボポエチン(TPO)
研究成果の概要

膵癌肝転移の機序を解明するため、膵癌におけるトロンボポエチン(TPO)とその受容体であるCD110に着目した。
膵癌切除標本において、CD110高発現は独立した予後不良因子であり、また肝転移の独立予測因子であった。膵癌細胞でのCD110発現の抑制によって膵癌細胞の遊走・浸潤能が有意に低下した。CD110陽性膵癌細胞はTPO投与でERK、MYCが活性化し、細胞増殖が促進した。以上の結果より、膵癌においてTPO-CD110-ERK-MYC シグナルが肝転移に関わる可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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