メッシュ部分としてPTFEシートに2mm径の円孔または楕円孔を多数開けて断面積が50%程度となるようにし、Z stentを縫着して拡張力をもったメッシュグラフトを作成する計画を立てた。そのメッシュグラフトを用いて、まず流体力学的シミュレーション実験を施行し、その結果をもとにin vitroのとin vivoで灌流実験を行う予定であった。しかし、シミュレーションでの細かい条件設定がうまくできず、そこで研究が停止してしまった。また、PTFE素材の加工にはかなりの制約があり、安定した形状を作製する際の技術的な面にも様々な問題があり、作製方法に関して更なる再検討が必要である。
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