悪性グリオーマ幹細胞におけるWT1とALCAMの機能的役割と血管新生への関与

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26462180
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 脳神経外科学
• 研究機関: 京都府立医科大学 (2015-2016); 大阪大学 (2014)
• 研究代表者: 橋本 直哉 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90315945)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: ALCAM/sALCAM / WT1 / glioma stem cell / tumor formation / angiogenesis / tumor invasion

研究成果の概要

悪性グリオーマ幹細胞と悪性グリオーマ細胞においてALCAM(Activated leukocyte cell adhesion molecule)とWT1 (Wilms’ Tumor 1)の機能的役割と血管新生との関連について実験的検討を行った。WT１分子は腫瘍形成能に重要な役割を果たし、ALCAM分子とともに腫瘍血管新生に必須であることを明らかにした。合わせて、分泌型のsALCAM分子の役割についても血管新生と腫瘍浸潤能に一定の関与があることを見出した。

自由記述の分野

脳腫瘍治療学