3次元MRI画像からの正側面擬似単純X線像の全自動生成法を提案した.次に正側面擬似単純X線像上でBlumensaat's lineを自動検出し,Quadrant法により,ACLを構成する前内側線維束(AMB),後外側線維束(PLB)の付着部位置の推定を行う.ここで得られたACL付着部の2 次元座標を3次元の骨領域表面上に写像することでACL付着部の3次元座標を推定する. 提案法を評価するためSKI10 データセットに含まれる100名よりランダムに選択した10 名のMR画像に適用した.実験結果より3 次元のACL 付着部座標が推定可能であることを確認した.
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