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2016 年度 研究成果報告書

短時間作用性β遮断薬の脳の酸素化への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 26462356
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 麻酔科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

栗田 忠代士  浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (80303569)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードβブロッカー / 脳酸素化 / 貧血 / 低酸素 / 近赤外分光法 / ランジオロール / エスモロール
研究成果の概要

短時間作用性βブロッカー、ランジオロール、エスモロールともに用量依存性に脳の酸素化を減少させた。これらの変化は血液希釈の程度に応じて増強した。ランジオロールはエスモロールより脳の酸素化の低下が軽く、β1選択性が高い方が脳の酸素化が低下しにくいことが示唆された。
血液希釈時のβブロッカー投与による脳の酸素化の低下は輸血をすることによって回復させることができる。
またβブロッカーは出血時と同様に低酸素時にも脳血流維持のための生体代償機構を抑制し、同じ動脈血酸素飽和度に対して脳の酸素化が低下させ、低酸素ストレスにも脳梗塞を起こしやすくさせることが示唆された。

自由記述の分野

麻酔蘇生学

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公開日: 2018-03-22  

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