研究課題/領域番号 |
26462367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
平田 直之 札幌医科大学, 医学部, 講師 (00438045)
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連携研究者 |
宮下 龍 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (50560877)
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研究協力者 |
川口 亮一 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30609003)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 周術期輸液管理 |
研究成果の概要 |
麻酔や手術手技の進歩により、周術期の安全性は飛躍的に高まってきた。一方、手術中における予期せぬ出血は術後の臓器障害や生存率に大きな影響を与えるため、出血後にどのように輸液や輸血で蘇生を行うかは重要である。本研究では、動物出血性モデルを用いて、様々な輸液製剤の効果を比較するとともに、臓器障害を軽減し、より良好な予後を達成するための輸液戦略について検討を行った。その結果、新規代用血漿剤である130kDヒドロキシエチルデンプンは、出血による低血圧を速やかに是正し、臓器保護効果を示すことが明らかとなった。同時に、臓器保護効果を有する亜硝酸塩との併用を行なったが、相乗効果は限定的であった。
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自由記述の分野 |
麻酔科学
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