研究課題
基盤研究(C)
急性中耳炎から移行する慢性中耳炎及び癒着性中耳炎において不可逆的な中耳粘膜肥厚が認められる。これまで私は細菌性中耳炎においてMAPキナーゼの一つであるJNKによる中耳粘膜肥厚の分子制御の一端を解明してきた。今回C57BL/6マウスを用いてp38による中耳粘膜肥厚の分子制御を完全に解明する。更にp38阻害剤を用いて中耳粘膜肥厚の新しい治療を模索する。
耳鼻咽喉科学