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2016 年度 研究成果報告書

上皮細胞極性と器官形成シグナル制御による咽頭がん浸潤・転移抑制因子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26462613
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

近藤 敦  札幌医科大学, 医学部, 講師 (40457718)

連携研究者 小島 隆  札幌医科大学, 医学部, 教授 (30260764)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード咽頭がん / 細胞極性 / YAP / LSR / PAR3 / ASPP2 / HDAC
研究成果の概要

YAPを咽頭扁平上皮がんでみたところ全ての癌細胞の核が陽性であった。YAPを介して調節されている3細胞間タイト結合分子LSRを検索したところ、LSRの発現・局在はがんの悪性度ともに変化がみられた。次に上皮細胞極性分子であるPar3およびASPP2の発現をみたところ、一部のがん組織において異形組織より高発現がみられた。さらにHDAC阻害剤を処置した結果Par3およびASPP2の発現増加がん細胞の浸潤および遊走の抑制がみられた。以上のことより咽頭扁平上皮がんの浸潤・転移を抑制には上皮細胞極性分子であるLSR,PAR3, ASPP2および器官形成シグナルのYAP分子を制御する必要があると考えられた。

自由記述の分野

頭頸部がん

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公開日: 2018-03-22  

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