MRスペクトロスコピーでは眼窩下神経拘扼モデルで前帯状回においてグルタミン酸では差がないもののGABAが増加する傾向を見出した。マンガン造影MRIでは扁桃体において信号強度の上昇が確認できた。 非定型抗精神病薬アリピプラゾール・クロザピン・リスペリドンが眼窩下神経絞扼モデルにおいて疼痛行動抑制効果がある事を明らかにした。ドーパミン受容体のD1、D2、D3、D4受容体についてはいずれも遮断薬により疼痛行動が抑制されることを確認した。アドレナリン受容体のα1a・α2a・α2c受容体とニコチン受容体のα7・α4β2受容体については作動薬により疼痛行動が抑制されることを確認した。
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