研究成果の概要 |
血管新生過程において内皮細胞および壁細胞の分化・成熟が時間的・空間的に制御されると考えられており、血小板造血機構が血管新生に関与しているとの報告もある。in situ hybridization法を用いた解析により、E14.5~E17.5日齢マウス胎児のエナメル器、歯乳頭、歯胚周辺部間葉細胞において時期特異的・部位特異的にangiopoietin1,angiopoietin2, Tie-2, Vegf-R2、c-mpl遺伝子の強い発現が認められ、これらの遺伝子が歯胚領域血管新生過程における血管内皮細胞・壁細胞間相互作用に関与する可能性が示唆された。
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