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2016 年度 研究成果報告書

リン酸カルシウム系生体親和性覆髄材の創製と細胞生物学的評価

研究課題

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研究課題/領域番号 26462902
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 保存治療系歯学
研究機関朝日大学

研究代表者

吉田 隆一  朝日大学, 歯学部, 教授 (80102127)

研究協力者 長谷川 智哉  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード直接覆髄 / リン酸カルシウムセメント / 歯髄由来幹細胞 / 被蓋硬組織誘導 / 生体親和性 / バイオマテリアル / バイオアクティブ
研究成果の概要

新たなα-TCP/Te-CPセメント創製のために2Mリン酸二水素Na水溶液を用い、水酸化Ca製剤を比較対照として、各セメント浸漬培地を作製しセメントの生体親和性を検討した。セメントからの溶出物の影響をヒト歯髄由来幹細胞を用いて検討したところ、α-TCP/Te-CPセメント溶出物は細胞増殖を阻害せず、ALP活性の上昇と骨芽細胞マーカー遺伝子の発現上昇に寄与した。またラット直接覆髄モデルの検討では、水酸化Ca覆髄群でTUNEL陽性細胞が多数みられたが、α-TCP/Te-CPセメント群では、顕著な炎症所見はみられず、被蓋硬組織誘導効果がみられ、生体親和性の高い直接覆髄材として有望であると示唆された。

自由記述の分野

歯科保存学

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公開日: 2018-03-22  

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