研究当初より,プロテインビーズの入手が困難となり,新たな治癒促進効果を持つ素材の検討を余儀なくされた.結果,治癒促進効果を持つ材料の発見には至らなかった.市販ティッシュコンディショナーに関する基礎的データの収集の結果,市販ティッシュコンディショナーは種類によって,細胞毒性が異なる結果を得た.現存の市販ティッシュコンディショナーは,まだまだ改良の余地が存在する.本研究期間に,臨床研究の構築を行い,新規開発材料の臨床応用のための臨床研究の基礎を築くことができた.今後も,本研究を継続し,新しいティッシュコンディショナーの開発を行っていく予定である
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