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2016 年度 研究成果報告書

上皮間葉転換による口腔癌の浸潤・転移機構の解明 -特にZEB1,2に着目して-

研究課題

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研究課題/領域番号 26463014
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

川野 真太郎  九州大学, 大学病院, 講師 (00398067)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード浸潤 / 転移 / 口腔癌 / 上皮間葉転換 / ZEB1 / ZEB2 / deltaNp63
研究成果の概要

これまでに我々は、口腔癌の浸潤の際にΔNp63βの発現が減弱し上皮間葉転換(EMT)が誘導されることを示したが、詳細は不明であった。本研究では、EMTに関与するmicroRNA(miR)を同定するために、口腔癌高転移株にΔNp63βを強制発現させてmiRマイクロアレイ解析を行ったところ、最も発現が上昇したのはmiR-205であった。そこで、miR-205のinhibitorを添加したところ、ZEB1、ZEB2の発現が上昇し、EMTが誘導され、浸潤・遊走能が亢進していた。以上より、口腔癌の浸潤にはにΔNp63βとにmiR205の発現減弱により、ZEBの発現が上昇することが重要であると考えられた。

自由記述の分野

口腔外科学

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公開日: 2018-03-22  

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