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2014 年度 実施状況報告書

臨床看護師のキャリア発達を促す実習指導者のための教育支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26463255
研究機関順天堂大学

研究代表者

佐々木 史乃  順天堂大学, 保健看護学部, 講師 (20596332)

研究分担者 濱口 真知子  順天堂大学, 医学部, 助教 (10596331)
石塚 淳子  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (50329520)
藤尾 祐子  順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (60637106)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード臨地実習指導者 / キャリア発達
研究実績の概要

本研究は、実習指導者の語りと看護管理者の語りから、臨床看護師のキャリア発達を促す実習指導者のための教育支援プログラムを開発することを目的としている。
平成26年度は、看護大学生の実習を受け入れている病院3施設の看護部長または教育担当者から、実習指導者の教育・支援の実態(実習指導者へのサポート体制や教育プログラムの内容 等)に関するヒヤリングを行った。また、実習指導者に対する教育支援体制に関する文献を検討した。3施設と少ないヒヤリング調査の結果では、看護管理者や教育担当者は、臨床看護師として成長を期待し実習指導者の役割を任命しているのにも関わらず、院内研修で行われている臨地実習指導者研修にはキャリア発達を視野に入れた内容が組み込まれていないことがわかった。
今後は、実習指導者および看護管理者に対するインタビュー調査を実施し、データー収集と分析を行う計画である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

看護大学生の臨地実習を受け入れている病院3施設の看護部長または教育担当者から、実習指導者の教育・支援の実態(実習指導者へのサポート体制や教育プログラムの内容 等)に関するヒヤリングを行った。しかし、それぞれの施設に所属している臨地実習指導者を対象にフォーカスグループインタビューを実施する予定であったが、インタビュー協力者の確保が難しい状況であった。その理由として、学生の実習サイクルが各施設異なるため、実習指導者とのインタビュー日時の設定が難しかったことがあげられる。

今後の研究の推進方策

平成27年度は、5月に研究計画書を倫理審査委員会に提出し、看護学生の実習が組まれていない8月~9月にインタビュー調査を実施する予定である。すでに、研究計画書の準備は整っており、インタビュー調査が実施できる器材や物品は準備ができている状況である。また、インタビュー調査の第1報をまとめ、学会発表も予定している。

次年度使用額が生じた理由

研究環境を整えるために、データ分析およびインタビュー調査時の撮影に使用するパソコン・カメラ等を購入した。また、日本看護教育学学会へ参加をし、本研究に関する情報収集およびヒヤリング調査を実施したため旅費として使用した。そのほか、データ保存に必要な文房具や本研究に関連する書籍の購入をした。

次年度使用額の使用計画

データ収集のためのICレコーダーやマイクや、インタビューデータのテープ起こし費用が必要になる。また、学会発表を予定しているため、旅費が必要となる。

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公開日: 2016-05-27  

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