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2016 年度 研究成果報告書

地域生活を行う統合失調症患者の再発を予防する日本語版ソフトの作成と効果検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26463521
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関弘前大学

研究代表者

則包 和也  弘前大学, 保健学研究科, 講師 (00342345)

連携研究者 石垣 琢麿  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70323920)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード統合失調症患者 / 認知行動療法 / メタ認知トレーニング / 認知機能 / 集団療法 / 個人療法
研究成果の概要

地域で生活しながらデイケアに通所中の統合失調症患者(以下、患者)19名に対して、MCT(メタ認知トレーニング集団用)を実施した。患者の尺度への回答を、実施前後で統計的比較を行った。その結果MCTの介入は、出来事に対する認知バイアスを改善することが明らかになった。また、外来通院中の患者4名に対して、MCT+(メタ認知トレーニング個人用)を実施した。その後の面接では、出来事の原因を「自分」「他者」「偶然」の3つの視点から考えることが可能になり、自分の言動を客観的に捉えるきっかけになることが語られた。
これらのことからMCTとMCT+は、統合失調症患者への治療的な関わりとして有効と考えられた。

自由記述の分野

精神看護学

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公開日: 2018-03-22  

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