研究課題/領域番号 |
26463521
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
則包 和也 弘前大学, 保健学研究科, 講師 (00342345)
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研究分担者 |
川添 郁夫 弘前大学, 保健学研究科, 講師 (80624741)
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連携研究者 |
石垣 琢麿 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70323920)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 統合失調症患者 / 認知行動療法 / メタ認知トレーニング / 認知機能 / 集団療法 / 個人療法 / 統合失調症 / 治療的介入 |
研究成果の概要 |
地域で生活しながらデイケアに通所中の統合失調症患者(以下、患者)19名に対して、MCT(メタ認知トレーニング集団用)を実施した。患者の尺度への回答を、実施前後で統計的比較を行った。その結果MCTの介入は、出来事に対する認知バイアスを改善することが明らかになった。また、外来通院中の患者4名に対して、MCT+(メタ認知トレーニング個人用)を実施した。その後の面接では、出来事の原因を「自分」「他者」「偶然」の3つの視点から考えることが可能になり、自分の言動を客観的に捉えるきっかけになることが語られた。 これらのことからMCTとMCT+は、統合失調症患者への治療的な関わりとして有効と考えられた。
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