研究課題
基盤研究(C)
本研究は、療養者本人の望む最期を選択する支援を行う方法を検討することを目的としている。終末期がん療養者の満足な在宅看取りを行えた配偶者の体験から介護プロセスを可視化した。介護体験は、≪在宅看取りの選択と意思決定≫≪終末期がん療養者の在宅看取りのための主体的介護≫≪看取りの後の成長≫の3つのプロセスであり8つのカテゴリから構成された。カテゴリ内容をもとに介護者が介護力を発揮するための支援を多職種でFGIにより抽出した(14項目)。さらに、その因子構造をみる調査を訪問看護師1112名に実施した。その結果、因子に分けられた。医療依存度の高い療養者の在宅医療推進のための資料の一つになりえると考えた。
公衆衛生看護学