研究課題
基盤研究(C)
フルクトースの過剰摂取は”メタボ”を引き起こすが知られる。グルコース活性化転写因子ChREBPはフルクトース代謝に関与する遺伝子を誘導し、小腸ではフルクトースの取り込みと分解を、肝臓でフルクトースから他の代謝産物への変換を促進することを明らかにした。フルクトース(果糖)は蛋白の糖化能が高く、細胞障害を引き起こす。したがって、フルクトースの毒性から身体を守る上で小腸および肝のChREBP機能が重要であることが明らかとなった。
代謝学、栄養学、糖尿病学、内分泌代謝学