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2016 年度 研究成果報告書

ダイズの放射性セシウム吸収に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26511006
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 復興農学
研究機関東京大学

研究代表者

二瓶 直登  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (50504065)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードダイズ / 放射性セシウム
研究成果の概要

ダイズの放射性セシウム(RCs)吸収に関する基礎的研究を行った。RILを用いたQTL解析より、RCs吸収に関わる3つの遺伝子座を特定した。また、溶液中のK濃度が高まるとRCs吸収は急激に低下すること、高K溶液で栽培したダイズほどRCs吸収は低下するため、ダイズのCs吸収にもK輸送体が関与していると考えられた。
ダイズはイネと異なり成熟期間際までRCsを吸収し続け、体内に取り込まれたRCsのうち、子実に40%以上も蓄積した。子実内では均一に分布した。モニタリング調査でダイズのRCs濃度が高いのは、RCs吸収期間が長いことに加え、子実内のRCs蓄積容量が多いことが要因の一つと推定された。

自由記述の分野

放射線環境工学

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公開日: 2018-03-22  

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