コンピュータ操作において,将来普及すると予想されるメガネ型デバイス(例:Google Glass)を利用して,生活空間の多種多様な機器の状況を理解し操作する状況においても,利用者共通の概念が必要となる.本研究では,三次元仮想空間を通して物理世界とのインタラクションを実現することで汎用性の高いサイバー・フィジカル・ユーザ・インタフェース(CyPhyUI)という新しい概念の確立を行った. 具体的には,仮想空間の情報を基にした現実空間のデバイスの特定や,現実空間のデバイスと一致する仮想空間上のデバイスの特定のため,拡張現実感技術によるネットワークの可視化・制御が可能なプラットフォームを開発した.
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