研究課題
挑戦的萌芽研究
視野に障害がある方は,自分自身の力だけでは安全な運転ができないかもしれない.しかし,少しの工学的な手助けによって,安全な運転ができる可能性もある.本研究は,視野障碍者が自分自身で運転することを想定し,盲導犬のメタファに基づいて,安全確保のためにあえてドライバの意に背く「利口な不服従」を行い得る運転支援システムの設計と運用の原理の構築に取り組んだ.利口な不服従が許容されるためには,運転支援システムに対する人の適切な信頼が重要であることから,信頼醸成のための訓練の方法について検討を行った.
認知システム安全工学