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2016 年度 研究成果報告書

国家主権による国益最大化行動を前提とした排出権取引の最適な資源配分についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26550110
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境政策・環境社会システム
研究機関広島大学

研究代表者

市橋 勝  広島大学, 国際協力研究科, 教授 (10223108)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード排出権取引 / 温暖化問題
研究成果の概要

主に以下の成果を得た。(1)CBDR (Common But Differentiated Responsibilities)原則のもとで国家主権を認めてもなお、排出権取引とオフセットを組合せたグローバルな制度は社会的最適を達成し得ない可能性があること。その理由は、世界全体をデザインできる主体がいないからであり、個別国の最適化は全体最適とはならないためである。
(2)個別的な制度導入の効果に関しては日本での制度導入の効果をシミュレーション計算し、従前の研究との違いを比較した。我々の推定では、制度導入による経済成長への効果はマイナスとなるが、この結果は環境省(2012)などと同じであった。

自由記述の分野

経済学

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公開日: 2018-03-22  

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