研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、3大唾液腺の発達と性ホルモン受容体の発現および唾液量や唾液タンパク質における性差とテストステロンの影響について検討を行った。8週齢のマウスにおいてアンドロゲン受容体(AR)は、顎下腺、舌下腺、耳下腺ともに高いレベルで発現していた。唾液腺の比体重重量に雌雄差は認められなかった。ピロカルピン刺激によって分泌された唾液タンパク質のうち、雌雄で量の異なるものを同定することができた。また、その一部はテストステロンによって量が制御されることを見出した。
栄養生化学