天体観測に必要な技術,「撮影・画像処理」,「姿勢制御」,「高速無線」の開発を進め,STARS-C衛星(テザー伸展実証衛星)に搭載し,平成28年末に打ち上げた.一方でカメラ技術が進歩し,超小型衛星に搭載できるカメラで,星空を撮影できるようになった.そこで天体観測を主ミッションとする教育利用を目的とするCubeSatを開発した. また本研究は理科教育への展開を目的とし,「小型衛星の科学教育利用を考える会」をH27年度に立ち上げ,議論してきている.工学部・教育学部・理学部の教員,高専・高校の教員,科学館・博物館・天文台の職員,アマチュア技術家など幅広い分野からの参加があり,今後も継続していく.
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