研究課題
挑戦的萌芽研究
学童期を対象とした運動器症候群予防のための複合型プログラムを構築するための基礎研究として,運動器検診と併せて「食生活・生活習慣調査」や「心身の健康度調査」を実施した。運動器症候群の症状有群は,中学生において高値であった。肥満度は症状有群と無群で差はみられなかった。食生活・生活習慣についての因子分析の結果,「調理への関心」,「食の重要性」,「スポーツを楽しむ」の3因子が抽出された。「調理への関心」の高群においては,食物摂取状況や栄養素摂取状況が低群よりも良好であった。以上の結果より,「調理への関心」を高めるプログラムを構築することの重要性が示唆された。
食教育