研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では生物活性化合物の標的蛋白質とその結合部位同定を目指して、標識官能基・アフィニティー精製タグ・検出官能基の3つの機能を併せ持つ「反応性アフィニティータグ」の開発を目指した。その結果、β-ケトアミドおよびO-ニトロベンゾキサジアゾール(NBD)ユニットに関して、新たに1つの機能を付与させることに成功した。最終的に反応性アフィニティータグを開発し、生物活性化合物の結合蛋白質の蛍光標識化および標識化されたペプチド断片を精製・同定することを達成した。
化学反応を利用した生物活性化合物の結合分子同定法の開発