研究課題
挑戦的萌芽研究
困窮者支援活動において,その日常的な支援事項を内容別に分類し,それぞれに文章化してデータベースで管理するシステムが運用されている。本研究では,支援員が記入した支援内容をシステム側でその内容ごとに自動的に分類するしくみの開発を目指した。使用した手法は機械学習の分野における「トピックモデルによる潜在意味解析」である。その結果,比較的高い精度で分類できる支援内容と,あまりうまく分類できない支援内容があることが分かった。支援の現場で実際に活用するには,システムの精度をもう少し改良する必要がある。
情報学