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2015 年度 研究成果報告書

時間遅延補償分光器の限界への挑戦

研究課題

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研究課題/領域番号 26600107
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 光工学・光量子科学
研究機関北海道大学

研究代表者

関川 太郎  北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90282607)

研究協力者 五十嵐 裕紀  
槇田 歩  
藤原 丈久  
飯窪 亮  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード高次高調波 / 光電子分光 / パルス圧縮 / 分子軌道
研究成果の概要

本研究の目的は,我々が開発した時間遅延補償分光器から1フェムト秒(fs)高次高調波パルスを発生し計測することと,光源を利用した光化学反応の時間分解光電子分光による研究を目的とした.
1 fs パルス発生のため,中空ファイバーを用いて10 fsのレーザーパルスを発生した.ビーム方向をフィードバック制御し,5時間以上安定に動作した.しかし,中空ファイバーによるエネルギー損失が多くパルスエネルギーが少なかったため,高調波のパルス幅計測に至らなかった.
しかし,光学系の分散補償の最適化により,現有光源において時間分解能を55fsまで改善することができた.それを用いて光化学反応ダイナミクスを研究した.

自由記述の分野

レーザー物理

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公開日: 2017-05-10  

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