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2017 年度 研究成果報告書

幾何学的値分布論

研究課題

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研究課題/領域番号 26610011
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 幾何学
研究機関東北大学

研究代表者

宮岡 礼子  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 総長特命教授 (70108182)

研究協力者 小林 亮一  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード極小曲面 / ガウス写像 / 除外値問題 / ネバンリンナ理論 / 普遍被覆 / 基本群作用
研究成果の概要

代数的極小曲面のガウス写像g の除外値が高々2であるという予想は,代数的議論からは解決できない.我々はガウス写像を,曲面の普遍被覆面である円板にリフトし,曲面の基本群作用で不変なガウス写像の除外値数を,ネバンリンナ理論を用いて証明する方針で,研究を進めた.
1.gの特性関数の増大度を上から抑えるκの評価を得た.2.ガウス写像の像のフビニスタディ計量で測った面積と,双曲計量で測った面積の比を下から評価した.3.対数微分の補題の幾何学的意味を解明した.4.周期条件を最大限に活用する方策として,座標関数を指数関数の肩にのせることにより,実周期がない=絶対値が一定という観点で見直し,活用した.

自由記述の分野

微分幾何学

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公開日: 2019-03-29  

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