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2016 年度 研究成果報告書

レゲットモード等を利用した多ギャップ超伝導体ギャップ構造研究の新しい方法論の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 26610094
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物性Ⅱ
研究機関東京大学

研究代表者

前田 京剛  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70183605)

連携研究者 今井 良宗  東北大学, 大学院理学研究科, 講師 (30435599)
胡 暁  独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点・ナノ物性理論ユニット, ユニット長 (90238428)
田島 節子  大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70188241)
研究協力者 鍋島 冬樹  東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (30782776)
岡田 達典  東北大学, 金属材料研究所, 助教 (50793775)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード鉄カルコゲナイド / パルスレーザー蒸着 / 多ギャップ超伝導 / 相分離 / 磁束フロー / レゲットモード / 時間領域THz分光 / 渦の解離
研究成果の概要

パルスレーザー堆積法で鉄カルコゲナイド FeSe(1-x)Tex エピタキシャル薄膜を作製し,バルクでは相分離のため合成不可能な組成領域も含めて,全組成領域の試料を作成することに成功し,臨界温度の上昇にも成功した。これら一連の試料のメリットを生かし,種々の共同研究を含む系統的物性追跡を行った。その中で,時間領域THz分光で,レゲットモードの端緒となる信号をとらえることができ,現在さらに詳細な研究を継続している。また,理論的に,多成分超伝導体の新しい性質を予言した。一方磁束量子のフローからは,多成分渦の解離に相当する現象を見出すことはできず,これは最新の理論的予言とも一致する。

自由記述の分野

固体物理学

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公開日: 2018-03-22  

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