研究課題
挑戦的萌芽研究
高温酸化物プロトン伝導体を用いて、電気泳動による水素同位体分離の研究を行った。水素と重水素の質量差(2倍)および電極反応の反応特性の僅かな違いを利用した同位体分離手法の検討を行った。結果は、印可電圧の印可手法の違いにより透過する水素(プロトン)と重水素(デューテロン)の流量比が異なることが明らかとなった。従って、印可手法および電極材質をより工夫することで水素同位体の分離の可能性があることがわかった。
冶金物理化学