本研究では、迅速な免役測定を実現するため、洗浄作業が不要である新たな免役測定法BINGO (Bioluminescent Interference Gathering Optical) assayを開発した。抗体―標識タンパク質融合体(融合体)と、使用を特徴とする。発光の検出方法としては、近赤外蛍光ガラスを使用した方法と使用しない方法を検討した。ビオチン-ストレプトアビジン(SA)結合を利用したモデル系の実験によりBINGO assayの原理を実証し、さらに抗原抗体反応によるE. coli O157(無毒株)の30分以内での短時間検出に成功した。
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