研究課題/領域番号 |
26640088
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
近藤 豊 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00419897)
|
連携研究者 |
新城 恵子 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (40641618)
夏目 敦至 名古屋大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30362255)
鈴木 孝禎 京都府立医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (90372838)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | グリオブラストーマ / エピジェネティクス / 治療 |
研究成果の概要 |
我々はこれまでGBM発生マウスモデルを用いた解析から共通して増幅する遺伝子領域を見出した。本研究では、解析マウスを増やして発がんに関わる責任遺伝子の同定を行うと共に、それらの遺伝子の機能解析および作用を阻害する小分子化合物についての解析を行った。本マウスモデルではHMT-1が腫瘍発生過程の早期より過剰発現するが、増幅遺伝子領域中にはHMT-1と結合する別のタンパク質HMT-2が存在することを見出した。HMT-1、HMT-2の阻害は、in vitro、in vivoで効果的にGBMの増殖を抑制することから、本研究の成果を発展させることで、今後新たなGBM治療薬の開発が期待できると考える。
|
自由記述の分野 |
がんエピジェネティクス
|