• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

人工膜を用いた膜電位理論の検証

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26650032
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 機能生物化学
研究機関岐阜大学

研究代表者

玉川 浩久  岐阜大学, 工学部, 准教授 (60324282)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード膜電位 / Goldman-Hodgkin-Katzの式 / Donnan理論 / 吸着理論
研究成果の概要

膜電位の振る舞いを説明する概念にDonnan理論とGoldman-Hodgkin-Katzの式(GHKの式)があり、これらは定説となっている。これら定説によれば、イオンの細胞膜透過が膜電位発生に深く関わっている。しかし、定説では説明できない膜電位の振る舞いが報告されている。Ling博士が唱えた吸着理論によれば、膜電位発生は可動イオンが細胞構成物質に吸着固定化されることに起因し、イオンの細胞膜透過性とは一切関係が無い。本研究では、Donnan理論及びGHKの式の妥当性を再考した。そして、定説では実験事実を説明することは出来ず、Lingの吸着理論が膜電位発生のメカニズムである、という結論を得た。

自由記述の分野

電気化学 高分子材料工学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi