研究課題
挑戦的萌芽研究
4億年前にコケ類から進化してきた高等植物シロイヌナズナのゲノムDNA断片100kbpをコケ類ゼニゴケに遺伝子導入して発現を調べた。ゼニゴケとしては、光応答性を欠損した変異株を用い、導入するシロイヌナズナ遺伝子として、カウンターパートと考えられる光応答性遺伝子を含むシロイヌナズナのゲノムDNA断片(12遺伝子を含む)を用いた。その結果、ゼニゴケの光応答性が回復した。この結果は、ゼニゴケがシロイヌナズナ遺伝子を認識し、転写したことを示している。
バイオテクノロジー