研究課題/領域番号 |
26650157
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
梶 光一 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70436674)
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研究分担者 |
吉田 剛司 酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (00458134)
久保 麦野 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (10582760)
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連携研究者 |
伊吾田 宏正 酪農学園大学, 農食環境学群, 准教授 (60515857)
永田 純子 独立行政法人森林総合研究所, 鳥獣生態研究室, 主任研究員 (10391179)
上野 真由美 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 環境科学研究センター 自然環境部保護管理グループ(道東地区野生生物室), 研究主任 (00543753)
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研究協力者 |
山村 光司 農研機構, 農業環境変動研究センター
竹下 和貴 東京農工大学, 博士課程
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 個体群 / 島嶼化 / 生活史特性 / 形態 / 遺伝 |
研究成果の概要 |
ニホンジカの島嶼化プロセスとメカニズムを解明するために、島に導入されたニホンジカの生態・形態・遺伝の年代的変化を調べた。餌資源化で体の小型化が生じ初産齢が上昇したが、間引きによって体重の増加と初産年齢の低下が生じた。餌の変化に対応して第一大臼歯の摩耗速度は初回の崩壊後に早まった。一方、臼歯列サイズは、減少から増加に転じた。有効個体群サイズおよび遺伝的多様性も一度減少したが、その後それぞれ安定および増加に転じた。以上は、餌資源制限下で形態・遺伝に対して正の自然選択が働いた可能性を示唆している。
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自由記述の分野 |
生物学
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