研究課題
挑戦的萌芽研究
食や栄養分野において、代謝制御の中心を担う酵素の生体内での活性を広範に把握することは重要と言える。しかしながら酵素活性測定の多くは手作業であるため複数酵素を分析する際には相当な時間と労力を要する。そこで申請者は生化学自動分析装置による酵素活性の一斉分析系の構築を目指した研究を行い、ラット肝臓を用いて16種類の栄養代謝関連酵素を自動で迅速に測定可能であることを示した。また、DNAマイクロアレイ解析を行い、遺伝子発現と酵素活性との応答の違いについても示した。
分子栄養学