研究課題
挑戦的萌芽研究
開花頻度は9.64~0.86回/10年と樹種によって大きく異なり、各種の開花頻度は連続的に変化した。また、高頻度開花樹種は低頻度開花樹種に比べて群集中での開花が1ヶ月以上早いことも確認できた。表層の土壌水の酸素安定同位体比がより大きく経時変動し、開花頻度が高い樹種でも経時変動が大きくなる傾向が認められたことから、吸水深度と一斉開花への参加頻度や開花順序との関係に関する仮説が裏付けられる可能性が示唆された。
森林生態学