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2016 年度 研究成果報告書

天然水産資源の減少への感染症の影響評価

研究課題

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研究課題/領域番号 26660159
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 水圏生産科学
研究機関東京大学

研究代表者

良永 知義  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20345185)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードシャコ / 感染症 / 真菌 / 卵菌
研究成果の概要

近年資源量の減少が著しい海域のシャコの真菌・卵菌症について、検鏡、病理観察、分離培養法、分子生物学的手法によって調査したところ、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海水島灘のシャコ真菌Plectosphaerella oratosquillae、瀬戸内海播磨灘のシャコには卵菌 Halioticida noduliformansが高率に感染していた。これらの感染は鰓に明確な病理的障害を引き起こしており、P. oratosquillaeについては飼育試験でその病害性が確認された。また、東京湾のシャコでは個体密度が激減する時期に病態を示す個体頻度が高く、感染症が資源量減少の一因になっていることが強く疑われた。

自由記述の分野

魚病学

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公開日: 2018-03-22  

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