研究課題/領域番号 |
26660217
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
麻生 久 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (50241625)
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研究分担者 |
北澤 春樹 東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (10204885)
野地 智法 東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (10708001)
渡邊 康一 東北大学, 大学院農学研究科, 助教 (80261494)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 乳房炎 / 牛 / 樹状細胞 / 枯草菌飼料添加剤 / イムノバイオティック飼料 / CD40 / CD80 / 補助因子 |
研究成果の概要 |
樹状細胞は骨髄中の未熟な前駆細胞から分化し、抗原提示を行う免疫応答に必須な細胞である。本研究は、血中樹状細胞の発現動態とその機能を解析し、乳房炎発症制御機構との関連性を明らかにすることを目的とする。 乳牛では分娩後に乳房炎発症率が増加するが、枯草菌飼料添加剤給与は血中CD172a+CD11c+樹状細胞の割合を有意に増加させ、T細胞を活性化する第一シグナルCD40陽性率を低下させずに維持し、T細胞を活性化する第二シグナルであるCD80を増加する傾向があることを発見した。よって、枯草菌飼料添加剤は、樹状細胞の活性維持および活性化することによって乳房炎発症予防効果を発現することが判明した。
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自由記述の分野 |
細胞生物学
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