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2015 年度 研究成果報告書

ウイルス由来長鎖ノンコーディングRNAが制御する新規病態発現機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26660220
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 獣医学
研究機関北海道大学

研究代表者

好井 健太朗  北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授 (50421988)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードフラビウイルス / 脳炎 / ノンコーディングRNA / 非翻訳領域 / ダニ媒介性脳炎ウイルス
研究成果の概要

フラビウイルスには、人や動物に重篤な症状を引き起こす人獣共通感染症の原因ウイルスが多く属しているが、その病態発現機序には不明な点が多い。本研究では、ウイルス由来長鎖ノンコーディングRNAの産生に関わる3’ 非翻訳領域が、神経向性フラビウイルスであるダニ媒介性脳炎ウイルスの病態発現に重要であることに着目し、本領域の病態発現における機能を解析した。その結果、3’ 非翻訳領域内の可変領域の高次構造が病態に関与していることを明らかにし、哺乳動物における適応によって生じる変異/欠損によりこの構造が影響を受け、未知の機構により脳における病原性を上昇している可能性を示した。

自由記述の分野

獣医公衆衛生学

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公開日: 2017-05-10  

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